One Thing／ONE DIRECTION（ワン・ダイレクション）

ワン・ダイレクション（One Direction）は、2010年にイギリスの人気オーディション番組「Xファクター」第7シーズンで結成されたボーイ・バンドです。ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、そして後に脱退するゼイン・マリクの5人でスタートし、サイモン・コーウェルのレーベルSycoと契約してデビューしました。

彼らは『Up All Night』『Take Me Home』『Midnight Memories』『Four』『Made in the A.M.』と立て続けにヒットアルバムを発表し、そのすべてが主要チャートで1位を記録する快挙を成し遂げました。特に『Midnight Memories』は2013年に世界で最も売れたアルバムとなりました。音楽的には、キャッチーなメロディと親しみやすい歌詞を特徴とし、ポップを基盤にロックやダンス・ポップの要素も取り入れたサウンドが多くのファンを魅了しました。

数々の音楽賞を受賞し、ワールドツアーではスタジアムを満員にするなど、グローバルな人気を誇りました。2016年に活動を休止した後は、各メンバーがソロアーティストとして新たな道を歩んでいます。ワン・ダイレクションは、21世紀のボーイ・バンドを代表する存在として、音楽界に大きな足跡を残しました。