アルバム:Definitive Monkees
アーティスト:THE MONKEES(ザ・モンキーズ)
アーティストについて
The Monkees(ザ・モンキーズ)は、1966年にアメリカで結成されたポップ・ロックバンドです。イギリス本国とアメリカ国内におけるビートルズ(The Beatles)が大ブレイクしているところから、レコード会社がアメリカ国内でもスターグループを生み出そうと、オーディションにより結成されます。テレビ番組『ザ・モンキーズ・ショー(The Monkees)』とレコード販売を連動するという当時としては珍しいメディアミックス戦略で売り出したため、活動中は「作られたグループ」というレッテルがつけられていまし。しかし番組の人気とともバンドの人気高まり、世界的な成功を収めました。メンバーは、マイケル・ネスミス、ミッキー・ドレンツ、ピーター・トーク、デイビー・ジョーンズの4人で構成されています。
音楽的には、1960年代半ばのアメリカン・ポップスを基盤としながら、サイケデリック・ロックやフォーク・ロック、カントリー・ロックといった当時のトレンドを取り入れた多彩なサウンドが特徴です。また、キャッチーなメロディと明るいコーラスワーク、そして軽快なビートによって親しみやすい楽曲が多く、幅広い年齢層に支持されました。その一方で、アルバム『Headquarters』(1967年)以降は、彼ら自身が演奏・制作を担う作品も多くなり、アーティストとしての自立性を強めていきました。
代表曲には、デビューシングルで全米1位を獲得した「Last Train to Clarksville(恋の終列車)」や、『ザ・モンキーズ・ショー(The Monkees)』のテーマ曲として有名な「(Theme from) The Monkees」、さらに「I'm a Believer(アイム・ア・ビリーバー)」「Daydream Believer(デイドリーム・ビリーバー)」「Pleasant Valley Sunday」などがあります。特に「I'm a Believer」は全米チャートで7週連続1位を記録し、彼らの人気を決定づけた楽曲です。
「I'm a Believer(アイム・ア・ビリーバー)」は、忌野清志郎によるタイマーズ(THE TIMERS)や山崎まさよしなどにカバーされていたり、コンビニエンスストアのセブンイレブンの店内アナウンスやコマーシャルでも起用されていて耳馴染みのある曲として人気です。
The Monkees(ザ・モンキーズ)は、商業的な成功とアーティストとしての試行錯誤の両面を持つユニークな存在であり、1960年代アメリカの音楽とテレビ文化を象徴するバンドとして、今なお多くのファンに愛され続けています。
1 | (Theme From) The Monkees |
2 | Last Train To Clarksville |
3 | Take A Giant Step |
4 | Saturday’s Child |
5 | I’m A Believer |
6 | I Wanna Be Free |
7 | (I'm Not Your) Steppin’ Stone |
8 | She |
9 | A Little Bit Me, A Little Bit You |
10 | Mary, Mary |
11 | The Girl I Knew Somewhere |
12 | Look Out (Here Comes Tomorrow) |
13 | Shades Of Gray |
14 | Sometime In The Morning |
15 | For Pete’s Sake |
16 | Forget That Girl |
17 | Randy Scouse Git |
18 | You Just May Be The One |
19 | Pleasant Valley Sunday |
20 | Words |
21 | Daydream Believer |
22 | Goin’ Down |
23 | What Am I Doing Hangin’ ’Round? |
24 | Cuddly Toy |
14 | Valleri |
26 | Porpoise Song (Theme From ”HEAD”) |
27 | Listen To The Band |
28 | That Was Then, This Is Now |
29 | Heart And Soul |
通常盤・輸入盤・限定盤などによって収録曲、曲順が異なる場合があります。購入の際には収録曲の確認をされてください。
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