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未来へ/Kiroro(キロロ)

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未来へ/Kiroro(キロロ)

アルバム:キロロのいちばんイイ歌あつめました
アーティスト:Kiroro(キロロ)

アーティストについて

Kiroro(キロロ)は、1995年に沖縄県読谷村で結成された女性二人組ユニットで、玉城千春(ボーカル)と金城綾乃(ピアノ)から成ります。高校の同級生だった二人が放課後の音楽室で音を合わせたことをきっかけに誕生しました。グループ名は、玉城が小学生時代に北海道で耳にしたアイヌ語の“kiroru”や“kiroro-an”に由来し、その響きと意味に惹かれて名付けられました。1998年にシングル「長い間」でメジャーデビューを果たし、同年に第36回ゴールデン・アロー賞音楽新人賞を受賞。さらに『NHK紅白歌合戦』にも1998年、1999年、2001年と3度出場し、国民的な人気を確立しました。

音楽的な特徴としては、シンプルながらも温かみのあるメロディーと、澄んだ歌声が紡ぐ優しいハーモニーが挙げられます。作詞・作曲の中心を担う玉城と、それを旋律として形にする金城の役割分担によって生まれる楽曲は、日常や人生を見つめる真摯なメッセージにあふれています。代表曲としては、デビュー曲「長い間」をはじめ、「未来へ」「Best Friend」「冬のうた」「生きてこそ」「好きな人」などがあり、世代を超えて多くの人に愛され続けています。特に「未来へ」は卒業ソングの定番として、学校行事や節目のシーンで広く歌われてきました。

Kiroro(キロロ)の魅力は、華美な装飾を避け、心に寄り添うような音楽を生み出す姿勢にあります。家庭や育児と音楽活動を両立させながら歩んできた二人の人生そのものが、彼女たちの楽曲に深みと説得力を与えているのです。その歌は聴く人に癒しや勇気を与え、時に涙を誘い、時に優しく背中を押してくれます。結成から四半世紀以上が経った今でも、Kiroroは「変わらない良さ」と「普遍的なメッセージ」を届ける存在として、多くの人の心に寄り添い続けているのです。

ここがポイント

「未来へ」は、KIRORO(キロロ)が1998年6月24日にリリースしたシングルで、同年のアルバム『長い間〜キロロの森〜』にも収録されています。ピアノを基調としたシンプルで透明感あふれるアレンジと、玉城千春の澄んだ歌声が織りなす伸びやかなメロディーが特徴です。柔らかで普遍的な響きを持つこの楽曲は、世代やシーンを問わず多くの人に歌い継がれてきました。また、卒業ソングやテレビ番組で取り上げられることも多く、人々の記憶に深く刻まれています。

歌詞には、母から受けた愛や優しさを振り返りながら、自分の未来を歩んでいく決意が描かれています。「ほら前を見てごらん あれがあなたの未来」というフレーズは、人生の節目において力強く背中を押してくれる象徴的な言葉です。幼い頃には理解できなかった親の思いに気づき、感謝を胸に新たな一歩を踏み出す姿が、聴く人の心に温かな共感を呼び起こします。

結婚式や披露宴の場において「未来へ」が選ばれるのは、親から子へと受け継がれる愛と、新しい家庭を築いていく決意が重なるからです。これまでの道を振り返りながらも、「これがあなたの歩む道」と歌うように、二人が共に描く新しい人生の物語を祝福する曲として最適です。優しさと希望に満ちたメッセージは、花嫁花婿だけでなく、参列者の心にも深く響き渡ることでしょう。

1Best Friend
2未来へ
3長い間
4冬のうた
5好きな人
6生きてこそ
7もう少し
8青のじゅもん
9ひまわり
10最後のKiss
113人の写真
12逢いたい
13ひとつぶの涙
14愛さない
15帰る場所
16僕らのメッセージ
17Best Friend~UKULEMIX~

通常盤・輸入盤・限定盤などによって収録曲、曲順が異なる場合があります。購入の際には収録曲の確認をされてください。

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