A Thousand Years／CHRISTINA PERRI（クリスティーナ・ペリー）

Christina Perri（クリスティーナ・ペリー、1986年8月19日生まれ）は、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のシンガーソングライターです。幼少期から音楽に親しみ、6歳で初めて人前で歌い、8歳でピアノを習い始めました。後に独学でギターも習得し、兄ニック・ペリー（元シャインダウンのギタリスト）のツアーにも同行しながら音楽の道を模索します。21歳の誕生日にロサンゼルスへ移住し、ウェイトレスとして働きながら創作活動を続けていました。2010年、友人がFOXテレビの人気リアリティーTV「アメリカン・ダンスアイドル（So You Think You Can Dance）」で活躍する振付師に、彼女の楽曲「Jar Of Hearts」を提供すると同番組でダンスのバック・ミュージックとして曲が使われました。するとレコード会社とも契約をしていないにも関わらず、 iTunesのポップ・チャートでTOP10入りし、これがきっかけとなりアトランティック・レコードと契約しました。

2011年5月にはデビューアルバム『ラヴストロング』をリリースし、全米アルバムチャート4位を記録。「Jar Of Hearts」はアメリカのみならずUKやオーストラリアでもヒットし、累計200万ダウンロードを突破しました。その後、映画『トワイライト・サーガ / ブレイキング・ドーン Part1（The Twilight Saga: Breaking Dawn Part 1）』に提供した「A Thousand Years」が、切ない歌詞と壮大なメロディで世界的に支持され、彼女の代表曲となります。

ペリーの音楽は、ピアノやギターを基盤にしたシンプルながらも感情豊かなメロディと、誠実で胸に響く歌詞が特徴です。愛や喪失、希望を繊細に描くその表現力は、多くのリスナーの共感を呼び、ポップスとフォークの要素を柔らかく融合させた独自のスタイルを築いています。